子宮内膜症と体外受精

「子宮内膜症と体外受精」  津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)

 

 

子宮内膜症が体外受精の効力に与える影響:卵巣反応と胚発育

The impact of endometriosis on IVF efficacy: qualitative and quantitative assessment of ovarian response and embryo development – Reproductive BioMedicine Online (rbmojournal.com)

 

結果

良質の胚を持たない女性の数は、子宮内膜症がある女性とない女性の間で差がありませんでした。

臨床妊娠率や出産率も同様でした。

予期せぬ反応不良の割合は、子宮内膜症のある女性で高値でした(23%対13%)。

 

結論

子宮内膜症は体外受精の際の卵胞形成と胚発育に顕著な影響を与えません。

予想外の反応不良のリスクの増加があります。

 

 

コメント

子宮内膜症が体外受精に有害な影響を及ぼすことはよく知られていますが、その根本的なメカニズムは不明です。

胚の発育に有害な影響のないことは良いですが、予想外に注射が反応しないことはよく経験します。