早発卵巣機能不全の発生率と家族性危険度

フィンランド女性における早発卵巣機能不全の発生率と家族性危険度

OP-HURN220014 1030..1036 (silverchair.com)

 

「早発卵巣機能不全の発生率と家族性危険度」  津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)

 

早発卵巣機能不全(POI)とは

 

POIは、40歳以前に卵巣機能が失われることと定義されています。

欧州生殖医学会は、少なくとも4カ月間の無月経と、少なくとも4週間離れた2つのサンプルで、閉経後の高いレベルのFSH>25 U/l)を有することをPOIと定義しています。

POIは女性の約1%に影響します。

 

 

フィンランド女性におけるPOI発症率の推移 1988-2017

 

発生率は3539歳の年齢層で最も高く、20132017年は39.9/10万女性年でした。

1988-2017年の40歳までのPOIの累積発生率は0.478%でした。

 

 

コメント

 

POIを発症するリスクは、母親がPOIの女性で4.6倍に高くなります。

リスクの増加に対する認識を高めることは、POIや不妊率の早期診断と開始につながります。