油性造影剤と水性造影剤

不妊症女性の子宮卵管造影における油性造影剤と水性造影剤の使い分け

Oil-Based or Water-Based Contrast for Hysterosalpingography in Infertile Women | NEJM

 

「油性造影剤と水性造影剤」  津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)

 

転帰

 

妊娠継続率は、油性造影剤では39.7%、水性造影剤では29.1%でした。

出産率は、油性造影剤では38.8%、水性造影剤では28.1%でした。

 

 

油性または水性造影剤による子宮卵管造影を受けた女性の継続的な妊娠

 

妊娠までの期間の中央値は、油性造影剤で2.7か月、水性造影剤で3.1か月でした。

 

 

結果

 

油性造影剤39.7%および水性造影剤29.1%で妊娠が継続し、油性造影剤38.8%および水性造影剤28.1%が出産しました。

有害事象の発生率は低く、両群で同程度でした。

油性造影剤による子宮卵管造影を受けた女性は、水性造影剤で受けた女性よりも、妊娠継続率および出産率が高いことが示されました。

妊娠までの期間は、油性造影剤で2.7か月、水性造影剤で3.1か月でした。

 

 

コメント

 

津田沼IVFクリニックでは、甲状腺への影響を考慮し、水性造影剤を主に使用していますが、油性造影剤も使用可能です。

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