2023/01/10
妊娠しやすいのは排卵日の前?後?
「妊娠しやすいのは排卵日の前?後?」 津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)
タイミング療法とは
排卵日を推定する方法には、超音波検査での卵胞の大きさ計測、尿中黄体化ホルモン(LH)定性、基礎体温表、頸管粘液の性状などがあります。
妊娠しやすい時期に性交を持ちましょう。
タイミング療法が効果的なカップルは?
性交回数の少ないカップルに効果的です。
「ねらって当てます」
常に週に2回以上の性交があるカップルには有効でありません。
「すでに何回も当たっている」と推測されるからです。
人工授精などに進みましょう。
ご存じでしょうか?
性交後、精子は子宮頸管粘液中に蓄えられてから、持続的に子宮内に入っていきます。
なので、
排卵日に必ずしも夫婦生活を持つ必要はありません。
排卵日の5日前の夫婦生活から妊娠の可能性があります。性交後、精子は子宮頸管粘液中に蓄えられてから、持続的に子宮内に入っていくからです。
ただし、排卵日の2日目以降の夫婦生活では妊娠しません。
周期日別の妊娠率
臨床妊娠の可能性は、周期8日目の3.2%から12日目の9.4%に増加し、21日目には2%未満に減少します。
排卵日の5日前から妊娠の可能性があります。
最も妊娠しやすいのは排卵日の前々日です。
排卵日の2日目以降は妊娠しません。
性交回数が多くても、精液はあまり薄くなりません。
精子は子宮頸管粘液中に蓄えられますので、排卵日前の夫婦生活は多い方が多く蓄えられます。
体位は妊娠率に無関係です。
基礎体温表からその周期の排卵日を予測することはできません。
コメント
尿中LHが陽性になった日に、夫婦生活を持ちましょう。
超音波検査で卵胞の大きさが17mmになったら、毎日または隔日に夫婦生活を持ちましょう。