2022/10/29
「不育症と早産」 津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)
早産は、流産の回数が増えるにつれて危険性が高くなる傾向が認められました。2回の流産で1.31倍、2回以上で1.58倍、3回以上で1.81倍、不育症全体で1.60倍でした。
原因不明の不育症での早産の危険性は2.05倍でした。
考察
不育症の既往がある女性は、その後の妊娠で早産児を出産する確率が有意に高くなります。
不育症の原因が、「免疫異常」(や「感染症」)であることが示唆されると思います。免疫調整薬(や抗生物質)が有効な場合があるかもしれません。