ペントキシフィリン

ペントキシフィリン

 

 

ペントキシフィリンとは

 

血液粘度の低下と赤血球変形能の改善、血小板の凝集抑制などにより脳細胞への酸素や栄養の供給を促し、脳の循環や代謝、働きを活発にして、頭痛、頭重、めまい、しびれ、意欲低下などの症状を改善する脳循環代謝改善薬です。

日本ではこれらの適応がなく、発売されていません。海外から輸入します。

 

 

女性への効果

 

毛細血管拡張作用により子宮内膜血流が改善し、必要な栄養や酸素、ホルモンなどを子宮に届けます。子宮内膜が薄いことによる着床障害が考えられる場合には、血流の改善により子宮内膜が肥厚し、効果が期待できます。

抗酸化物質として、臨床妊娠率が上昇したとする報告があります。

使用方法:ペントキシフィリン(トレンタール®)を1800mg内服します。

 

 

男性への効果(精子活性化)

 

精子無力症における精子の運動性を賦活化します。

運動生存精子を選別・回収します。

精子の受精能を促進し、顕微授精の受精率を改善します。

 

 

 

 

 

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