2022/05/07
深部静脈血栓症
深部静脈に血栓ができる病気です。
症状
足に多く見られ、腫れや痛み、皮膚色の変化などが主な症状です。
下肢静脈瘤では、血流の停滞のため皮膚の血管が太く蛇行して見えます。
肺塞栓症
血栓が足から肺に流れていくと肺塞栓症となり、呼吸困難やショック状態となることがあります。
肺塞栓症で発見されることがほとんどです。
①血栓ができる(血栓ができやすい場所 ・腸骨静脈・大腿静脈・膝下静脈)
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②血流で血栓が移動
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③血栓が肺に詰まる
エコノミークラス症候群
狭い場所に長時間同じ体勢でいると、足の静脈に血栓ができやすくなる
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立ち上がった時に血流で血栓が流れる
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血栓が肺に詰まる
なりやすい人と、予防・対策
なりやすい人
・長時間体を動かさない(航空機での移動、術後、長期臥床など)
・血液の流れが悪い(大きな子宮筋腫、高齢、ギプス固定など)
・血液が固まりやすい(卵巣過剰刺激症候群、妊娠、がんなど) ・その他
予防・対策
・弾性ストッキング、弾性包帯
・水分補給
・早期の安静介助、下肢運動、マッサージなど
エコノミークラス症候群を予防する運動
つま先を引き上げる
足指をグーにむすんでひらく
つま先立ちしながら足を上下する
足首をまわす
軽くふくらはぎをマッサージする
「深部静脈血栓症」 津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)