深部静脈血栓症

深部静脈血栓症

 

深部静脈に血栓ができる病気です。

 

 

症状

 

足に多く見られ、腫れや痛み、皮膚色の変化などが主な症状です。

下肢静脈瘤では、血流の停滞のため皮膚の血管が太く蛇行して見えます。

 

 

肺塞栓症

 

血栓が足から肺に流れていくと肺塞栓症となり、呼吸困難やショック状態となることがあります。

肺塞栓症で発見されることがほとんどです。

 

①血栓ができる(血栓ができやすい場所 ・腸骨静脈・大腿静脈・膝下静脈)

②血流で血栓が移動

③血栓が肺に詰まる

 

 

エコノミークラス症候群

 

狭い場所に長時間同じ体勢でいると、足の静脈に血栓ができやすくなる

立ち上がった時に血流で血栓が流れる

血栓が肺に詰まる

 

 

なりやすい人と、予防・対策

 

なりやすい人

・長時間体を動かさない(航空機での移動、術後、長期臥床など)

・血液の流れが悪い(大きな子宮筋腫、高齢、ギプス固定など)

・血液が固まりやすい(卵巣過剰刺激症候群、妊娠、がんなど) ・その他

 

予防・対策

・弾性ストッキング、弾性包帯

・水分補給

・早期の安静介助、下肢運動、マッサージなど

 

 

エコノミークラス症候群を予防する運動

 

つま先を引き上げる

足指をグーにむすんでひらく

つま先立ちしながら足を上下する

足首をまわす

軽くふくらはぎをマッサージする

 

 

 

「深部静脈血栓症」  津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)