卵黄嚢

卵黄嚢

 

 

受精後5日目には受精卵は胚盤胞となり、内細胞塊を栄養膜細胞が覆う形になっています。

内細胞塊は将来、胎芽になり、栄養膜細胞は胎盤になります。

 

受精後7日目に胚盤胞は子宮内膜に着床し、子宮壁への進入を始めます。

 

受精後9日目に胚盤胞は、更に子宮壁への進入を続けます。

内細胞が胚盤胞腔内に広がり、卵黄嚢になります。

内細胞塊は2つのタイプに分化します。

 

受精後10日目には、胞胚は子宮壁内に完全に入ります。

内細胞塊から分化し胎芽に栄養を与える卵黄嚢の細胞から、結合組織が作られます。

内細胞塊は2層性胚盤に分化し、胚盤葉と呼ばれます。

 

受精後13日目には結合組織内に腔ができ、これらは大きくなり融合します。

 

受精後14日目には、腔が融合して絨毛膜腔が形成されます。

将来の胎芽と胎盤が付着茎でつながります。付着茎は結合組織の残りで、臍帯になります。

絨毛膜腔が大きくなると、卵黄嚢は小さくなります。

 

 

卵黄嚢は、原始腸管と結合し、臍帯部で胎芽に入ります。

 

 

 

 

https://ameblo.jp/tsudanuma-ivf-clinic/entry-12740524717.html