2023/04/20
「自然周期での凍結融解胚盤胞移植」 津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)
黄体の有無で比較した、凍結融解胚盤胞移植の治療成績
hCG(妊娠反応)陽性率
黄体のある周期とない周期の間で統計的有意差はありませんでした。
臨床妊娠率
黄体のある周期とない周期の間で統計的な差はありませんでした。
出産率
黄体がある周期を支持する統計的有意差を示しました。
臨床的に有意な約14%の確率で、黄体を使用した周期の出産率が増加することを意味します。
生化学妊娠率
黄体のある周期で有意に低値値でした。
流産率
黄体を使用した周期で統計的に低くなっていました。
まとめ
結果
hCG陽性率と臨床妊娠率は両群間で同等でしたが、出産率は黄体がある凍結融解胚移植で高値でした。
生化学妊娠(早期流産)と流産率の両方が、黄体なしの周期で増加することが示されました。
結論
臨床的に適切であれば、機能的な黄体を持つ周期を使用することが望ましい。
コメント
やっぱり、自然周期ですね。
でも、日程調整が難しく、移植キャンセル率は比較的高いです。