2023/03/27
老化の加速・減速因子
エピジェネティックな年齢加速に対する社会経済的、ライフスタイル的、および心臓代謝的要因の因果関係を示す遺伝学的証拠
Genetic evidence for causal effects of socioeconomic, lifestyle, and cardiometabolic factors on epigenetic age acceleration | The Journals of Gerontology: Series A | Oxford Academic (oup.com)
「老化の加速・減速因子」 津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)
はじめに
GrimAge加速およびPhenoAge加速は、DNAメチル化に基づく生物学的老化の加速マーカーで、死亡率や加齢に伴う心代謝疾患の予測に顕著な影響を与えます。
19の社会経済的、ライフスタイル的、および心臓代謝的因子とGrimAge加速およびPhenoAge加速の因果関係を検討し、GrimAge加速とPhenoAge加速に因果関係のある因子をそれぞれ12個と8個同定しました。
老化を加速
GrimAge加速での危険因子
1位：喫煙
2位：アルコール摂取が多い
3位：ウエスト周囲径が高い
4位：昼寝
5位：体脂肪率が高い
6位：肥満度が高い
7位：C反応性蛋白が高い
8位：中性脂肪が高い
9位：小児期の肥満
10位：2型糖尿病
老化を減速
GrimAge加速での保護因子
1位：教育年数が長い
2位：世帯収入が高い
老化を加速
PhenoAge加速での危険因子
1位：体脂肪率が高い
2位：ウエスト周囲径が高い
3位：肥満度が高い
4位：喫煙
5位：C反応性蛋白が高い
6位：小児期の肥満
7位：2型糖尿病
老化を減速
PhenoAge加速での保護因子
1位：教育年数が長い
結論
肥満、喫煙、低学歴などは老化に大きな影響を及ぼします。
老化を遅らせたり、健康長寿を改善するために役立つでしょう。
コメント
いつまでも健康で若々しく・・・
タバコを吸わない
肥満にならない
ストレスを避ける