不妊症治療不成功後

不妊症治療不成功後

不妊とMAR ( 医療的に補助される生殖 ) における日常的な心理社会的ケア 生殖医療スタッフのためのガイド (jsrp.org)

ESHRE 心理・カウンセリングガイドライン作成グループ 20153

 

「不妊症治療不成功後」  津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)

 

2年後には、夫婦関係に満足している場合が多い。

5年が経過した後も子供がいない夫婦は、養子縁組や自然妊娠によって親となった夫婦と比べて、睡眠薬の使用量、喫煙の頻度、アルコール摂取量が多い可能性がある。また、離婚する可能性が3倍高い。

10年が経過した後も子供がいない女性では、同年齢の不妊治療を受けた経験がない女性と比較して、精神疾患を発症する可能性は高くない。

3~5年間にわたり妊娠を希望し続けている女性では、新たな人生の目標を見つけたり、母親になったりした女性と比較して、多くの不安やうつ症状が認められる可能性がある。

 

 

治療が不成功に終わり、(短期的または長期的に)臨床的に重要な心理社会的問題を抱えている、あるいはその恐れがある患者に対して、専門的な心理社会的ケア(生殖心理カウンセリングや精神療法)を紹介する。

治療が不成功に終わり、不妊に特有の心理社会的な苦しみが強まる恐れのある患者には、さらに心理社会的ケアを提供する。

治療が不成功に終わる場合に予想される結果について、患者に話し合う機会を提供する。

 

 

コメント

 

治療終了の出口は2つ

1つ目は、妊娠・出産

2つ目は、何らかの理由で妊娠せずに終了

→ご夫婦の満足感・達成感が、その後のふたりの人生を豊かなものにすると思います。十分な治療を受けましょう。