男性不妊症の病因

男性不妊症に関する泌尿器科専門医の全国調査:2015年日本でのアンケート結果

Nationwide survey of urological specialists regarding male infertility: results from a 2015 questionnaire in Japan (wiley.com)

 

「男性不妊症の病因」  津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)

 

男性不妊症の病因による分布

男性不妊症の病因       %

精巣因子

 トータル            82.6

 特発性             42.1

 精索静脈瘤          30.2

染色体または遺伝的異常

 クラインフェルター症候群  1.8

 その他の染色体異常     1.2

 無精子症因子微小欠失  1.4

薬物誘発性男性不妊症

 抗がん剤           1.3

 その他の薬          0.5

停留精巣

 術後              1.4

 無治療                    0.2

低ゴナドトロピン性性腺機能低下症

 先天的                    0.6

 後天性                    0.4

 その他                    1.6

性機能障害

 トータル                   13.5

 勃起不全                   6.1

 射精障害                   7.4

精管閉塞

 トータル                    3.9

 原因不明の閉塞性病変          1.2

 精巣上体炎後                0.7

 精管切除後                  0.7

 鼠径ヘルニア術後              0.6

 精管の先天性欠如             0.5

射精管または精嚢の障害

 ミュラー管嚢胞               0.04

 射精管閉塞                 0.07

 精嚢の嚢胞性拡張             0.06

 その他の障害                0.06

 ヤング症候群              0.04

その他(:カルタゲナー症候群)

 トータル                  0.2

 

 

男性不妊症の病因は精巣因子82.6%、性機能障害13.5%、精管閉塞3.9%でした。精巣因子の原因は特発性42.1%、精索静脈瘤30.2%が最も多く、次いで染色体異常、無精子症因子微小欠失、薬剤性、停留精巣、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症でした。

 

 

コメント

 

精液検査では、薄い、動きが悪い、形が悪いなど、結果にばかりとらわれがちですが、原因を調べ、その対応をすることにより改善することがあります。

また、充分な改善が見られなくても、人工授精や顕微授精などの適切な治療をご案内することもできます。