胚移植後の生活 「お酒は飲んでいいですか?」

胚移植後の生活

「お酒は飲んでいいですか?」

 

胚移植後の生活(3)「お酒は飲んでいいですか?」 (津田沼IVFクリニック) | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)

 

「胚移植後」に限定したアルコール摂取については、残念ながらわかりません。胚移植後にだけ飲酒する人は、おそらくいないと思います。

しかしながら、アルコール摂取と不妊症の関係では、アルコール摂取量に依存して妊娠率は低下します。

また、週2回以上で下記の適量の倍量のアルコールを摂取している女性は、飲酒をしない女性に比べて、抗ミュラー管ホルモン(AMH)値が低く、飲酒が卵巣予備機能の低下に寄与している可能性があります。

更に、日常的に適量の半分以上のアルコールを摂取する女性は、飲酒をしない女性に比べて、体外受精や顕微授精での採卵数が1割程度少なく、その周期で妊娠に至らない割合が約3倍、妊娠しても流産率が約2倍高くなることが報告されています。

 

 

以上より、妊娠を計画している女性は、お酒は飲まないほうが宜しいようです。

ただし、多少の飲酒をしていた女性のほうが早く妊娠したという報告もあり、リラックス効果があるのかも知れません。

妊娠してもしなくても、飲酒したことを後悔しないよう、ご検討ください。

 

 

アルコールの適量(例)

缶ビール、缶チューハイ500ml 1缶

ワイン グラス 2杯

日本酒 1合

 

 

もちろん、妊娠中のアルコールは不可です。胎児に悪影響があります。