潜在性甲状腺機能低下症

潜在性甲状腺機能低下症(甲状腺刺激ホルモン値2.54.0µIU/ml)は治療した方が良いの?

 

「潜在性甲状腺機能低下症」  津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)

 

甲状腺ペルオキシダーゼ自己抗体陽性の潜在性甲状腺機能低下症の女性における生殖補助技術成果に対する甲状腺補充療法の肯定的な効果
Positive effects of thyroid replacement therapy on assisted reproductive technology outcomes in women with subclinical hypothyroidism with positive thyroid peroxidase autoantibodies (fertstertreports.org)

 

 

甲状腺補充療法の妊娠転帰に与える影響

 

無治療の潜在性甲状腺機能低下症の女性では、妊娠率が甲状腺機能正常者に比べて有意に低値でした。

治療した潜在性甲状腺機能低下症の女性は、甲状腺機能正常の女性と比較して妊娠率に有意差は認められません。

 

 

TPO(甲状腺ペルオキシダーゼ自己抗体)陽性の潜在性甲状腺機能低下症の女性は、TPO陰性の潜在性甲状腺機能低下症の女性よりも有意に妊娠数が少なくなります。

甲状腺補充療法は、TPO陽性の潜在性甲状腺機能低下症患者の妊娠転帰を有意に改善します。

甲状腺機能正常と治療した潜在性甲状腺機能低下症の患者間の妊娠転帰の差は有意でありません。

 

 

まとめ

 

TPO陽性の潜在性甲状腺機能低下症の女性は、甲状腺補充療法により妊娠率が高まります。

再検査でも甲状腺刺激ホルモン値が正常でない場合には、専門内科と協力して妊娠に臨んでいます。