体外受精・顕微授精で出生した男性の生殖機能

体外受精・顕微授精で出生した男性の生殖機能
Reproductive function in men conceived with in vitro fertilization and intracytoplasmic sperm injection – Fertility and Sterility (fertstert.org)

 

「体外受精・顕微授精で出生した男性の生殖機能」  津田沼IVFクリニック | tsudanuma-ivf-clinicのブログ (ameblo.jp)

 

体外受精/顕微授精で出生した男性と、その治療なしで出生した男性の間で、重度の乏精子症の有病率に差はありませんでした(9%対5.3%)。

体外受精/顕微授精で出生した男性は、精子濃度、総精子数、総運動精子数は同等でしたが、総精子運動率(55.3%対60.6%)および前進性運動率(44.7%対53.9%)が低く、正常形態率(8.5%対5.4%)が高いことが示されました。

体外受精/顕微授精で出生した男性は、対照群(4.2 IU/L11.0 IU/L16.8 nmol/L)に比べ、FSH3.3 IU/L)およびLH3.9 IU/L)値が低く、テストステロンレベル(19.1 nmol/L)高いことが明らかになりました。

 

 

まとめ

 

体外受精/顕微授精で出生した男性では、この治療なしで出生した男性と同様の精子の機能が確認されました。

この結果は心強いものです。